スキンの作り方
padlight.exeと同じフォルダにskin.iniが入ったフォルダを配置するとスキンとして認識されます。
フォルダ名がそのままスキン名になります。
skin.iniの書式
表示
padlightのスキンは、以下の3つの方法で画像を表示できます。
- 通常のボタン画像表示
- マーキー
- フロー
通常のボタン画像表示
パッドの各ボタンに対応する画像を、ボタンの押下状態に応じてリアルタイムに表示します。 押されている時と離されている時の画像を個別に指定できます。
マーキー
パッドの各ボタンに対応する画像を、押された順に一列に並べて表示します。
フロー
パッドの各ボタンに対応する画像を、縦または横に移動させながら表示します。 画像はボタンが押された瞬間から表示され、指定された距離だけ移動した後消えます。 また、ボタンが押された時だけでなく、離された時にも画像を表示することができます。 さらに、ボタンが押されたときと離されたときの画像の間に矩形を表示することができます(バー表示)。
skin.ini
General
スキン全般の設定です。
※ グレー表示は古い表記です(あれば読みます)
キー名 | 値 | 説明 |
---|---|---|
File_Background | 画像ファイル名 | 背景に表示する画像 |
BackgroundColor | R,G,B 0〜255 コンマ区切り |
背景色 |
Width | 整数 | ウィンドウの幅 |
Height | 整数 | ウィンドウの高さ |
AnimationWait | 整数 | アニメーション時のウェイト。 1で60fps、2で30fpsという感じ |
Center | 0か1 | 画像を配置するときの基準。 0=画像の左上隅、1=画像の中心 |
AntiAlias AA |
0か1 | アンチエイリアスを使うかどうか。 0=使わない、1=使う |
8Direction Naname |
0か1 | 斜め入力用の画像を使うかどうか。 0=使わない、1=使う |
Marquee8Direction | 0か1 | マーキーで斜め入力用の画像を使うかどうか。 0=使わない、1=使う |
Up, Down, Left, Right,
Button1〜32,
UpLeft, UpRight, DownLeft, DownRight,
MouseLeft, MouseRight, MouseMiddle
ボタンの押下状態を表す画像の設定です。
※ UpLeft, UpRight, DownLeft, DownRightは斜め入力用の設定です。
8Direction=1の場合、斜め入力されると縦横の画像は表示されず、斜め方向の画像のみ表示されます。
※ MouseLeft, MouseRight, MouseMiddleはそれぞれマウスの左、右、中央ボタンに対応しています。
キー名 | 値 | 説明 |
---|---|---|
File_Push | 画像ファイル名 | ボタンを押しているときに表示する画像 |
File_Free | 画像ファイル名 | ボタンを離しているときに表示する画像 |
Position | X,Y座標 整数 コンマ区切り |
画像を表示する位置。ウィンドウの左上隅が0,0 |
Size | 幅,高さ 整数 コンマ区切り |
画像の大きさ。アニメーションする場合は1コマ分の大きさ |
Priority | 整数 | 描画優先度を指定。数値が小さいほど手前に表示されます |
Sound_Push | 音声ファイル名 | ボタンを押した時に再生される音声ファイル(wavやmp3などメディアプレーヤーで再生できるもの) |
Marquee
マーキー表示の設定です。
キー名 | 値 | 説明 |
---|---|---|
File_Up File_Down File_Left File_Right File_Button1 File_Button2 ・・・ File_Button32 File_UpLeft File_UpRight File_DownLeft File_DownRight |
画像ファイル名 | ボタンが押されたときに表示する画像 |
Position | X,Y座標 整数 コンマ区切り |
マーキー表示エリアの左上隅の画像の表示位置 |
Size | 幅,高さ 整数 コンマ区切り |
画像の大きさ。アニメーションする場合は1コマ分の大きさ |
Length | 整数 | マーキーに表示するボタン画像の数 |
Direction | Up, Down, Left, Rightのどれか | マーキーのボタンが流れる方向 |
Flow_Up, Flow_Down, Flow_Left, Flow_Right, Flow_Button1〜32
フロー表示の設定です。
キー名 | 値 | 説明 |
---|---|---|
File_Push | 画像ファイル名 | ボタンが押されたときに表示する画像 |
File_Free | 画像ファイル名 | ボタンが離されたときに表示する画像 |
Position | X,Y座標 コンマ区切り |
ボタンが押された瞬間の画像の位置 |
Size | 幅,高さ コンマ区切り |
画像の大きさ。アニメーションする場合は1コマ分の大きさ |
Length | 数値 | 画像が流れる距離。画像はこの距離だけ移動した後消えます。 |
Direction | Up, Down, Left, Rightのどれか | 画像が流れる方向 |
Speed | 実数 | 画像が流れるスピード。1フレームに何ピクセル進むかを指定します。 |
Bar_Color | R,G,B 0〜255 コンマ区切り |
バーの色 |
Bar_Width | 幅 整数 |
バーの幅 |
Bar_Position_Push | X,Y座標 整数 コンマ区切り |
フロー画像に対するバーの相対位置 |
Bar_Position_Free | X,Y座標 整数 コンマ区切り |
|
Bar_File | 画像ファイル名 | バーの背景画像。バー全体に引き伸ばして表示されます |
使用可能な画像フォーマット
png(αチャネル使用可)
bmp(たぶん)
jpg(たぶん)
ほか
画像ファイルとアニメーションについて
アニメーションの1コマ1コマを縦につなげた画像ファイルを作り、 skin.iniのSizeで1コマあたりの大きさを指定すれば、アニメーション表示できます。 また、アニメーションする速度は、skin.iniのAnimationWaitから指定できます。